薬に頼らず心と体の根本から整える

2025.07.07 開院
名古屋駅から徒歩3

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薬を使うことだけが
治療ではない

七夕医院 総院長 梶 尚志

皆さま、はじめまして。
医療法人梶の木会総院長の梶 尚志です。
2000年7月7日に岐阜県可児市で「梶の木内科医院」を開業して以来、総合内科専門医・家庭医として、外来診療はじめ在宅診療を通して、地域の多くの患者さまの健康に向き合ってまいりました。そんな中で、他の医療機関にかかりながら、いくら検査をしても異常がない、薬を飲んでも良くならないといった患者さまや、なんとなく体の調子がよくならない、朝起きられない、学校に行かれない、コロナ後遺症が良くならないなど、数多くの悩みや症状の患者さまが当院に来院され、向き合ってきました。

そして、開院から10年ほどして、分子整合栄養医学(オーソモレキュラー医学)に出会い、「人間の体は全て栄養からきている」という原理原則を学び、「薬を使わない治療、栄養療法」を実践し、小児の不登校や発達障害、そして、女性の不定愁訴や不妊症、男性更年期といった、通常の治療ではなかなか解決できない悩みを解決してきました。

今回、通常の治療ではなかなか良くならない、より多くの体の不調を訴える患者さまに対して、栄養という人間の体の本質的な原因を医学的に調べることによって、一人ひとりにあった最適な栄養をご提案する栄養療法を中心とした「薬に頼らない治療」を行うため、「七夕医院」を開院することになりました。

より多くの患者さまの健やかな日々を、体を作る基本の栄養というアプローチから、サポートして参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

栄養療法について Nutritional therapy

薬に頼らない医療を。

栄養療法は、体に必要な栄養素を適切に補い、細胞レベルで健康を整える治療法です。私たちの体は、食事から摂取する栄養素によってつくられ、働いています。しかし、現代の食生活やストレス、環境要因などによって栄養が不足すると、さまざまな不調が現れることがあります。

「慢性的な疲労がとれない」「肌荒れや抜け毛が気になる」「気分の落ち込みが続く」「便秘や下痢を繰り返す」など、原因がはっきりしない体調不良でお悩みの方にこそ、栄養療法は有効です。

当院では、血液検査などをもとに栄養状態を細かく分析し、不足している栄養素を食事指導やサプリメント、高濃度ビタミンC点滴などで補うことで、根本からの改善を目指します。

栄養療法について示した図

書籍・メディア掲載情報 Books / Media

梶院長が出版! え、私って栄養失調だったの?〜内科医が本気で教える薬より効く食事法〜 梶院長が出版! え、うちの子って栄養失調だったの?〜その不調は食事で改善します!〜

コラム column

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2025.08.16

朝起きられない子ども、実は「怠け」ではないかもしれません

栄養の視点から見直す、子どもの“体の不調”とは? こんにちは。七夕医院 名古屋院です。最近、「朝起きられない子どもが増えている」と感じるご家庭が増えています。 毎朝声をかけても起きない 起こすと機嫌が悪く、暴れる 学校に遅刻・欠席が続いている 「怠けているのでは?」と家族に言われる このような状態に悩んでいるお母さん・お父さんへ。その“起きられなさ”は、本人の甘えや性格ではなく、体の中からのSOSかもしれません。 1. 「朝起きられない」のは、自律神経や栄養の乱れかも? 朝起きられないという状態は、自律神経の切り替えがうまくいかない「起立性調節障害」の可能性があります。そして、この「起立性調節障害」の原因が、慢性的な栄養不足のサインであることがあります。 特に以下のような症状がある場合は注意が必要です: 起きると頭痛・腹痛・吐き気がある 午前中は動けないが、午後になると元気になる 疲れやすく、食欲にムラがある 思春期になって急に朝が苦手に これらは、「だらけている」わけではありません。体の中の調整機能が崩れている可能性があります。 2. 子どもの朝の不調に関わる主な栄養素 栄養素不足したときの影響鉄分酸素が脳に届かず、だるさ・眠気・疲労感につながるビタミンB群自律神経の調整ができず、朝の目覚めが悪くなるたんぱく質神経伝達物質の材料不足→やる気が出ない・起きられないマグネシウム睡眠の質が悪くなり、疲れが取れない糖質過多・タンパク不足の食事血糖の乱高下で起床時に強い不調が出やすい 当院ではこれらを血液検査で可視化し、根本的な原因を見つけることができます。 3. 「朝起きられない=不登校」とは限りません「朝がつらいから学校に行けない」というお子さんに、発達障害や不登校の診断がつくことがあります。 しかし、その背景に、鉄欠乏や栄養バランスの崩れ、腸内環境の乱れが関係していることも多く報告されています。 つまり、“心の問題”ではなく、“体の不調”が原因かもしれないのです。 4. 七夕医院名古屋院での取り組み:体の中から整える栄養療法 当院では、以下のような流れで「朝起きられない」状態の改善をサポートしています。 🩺 STEP1:70項目以上の血液検査で栄養状態を分析 鉄・亜鉛・ビタミン・たんぱく質・血糖・腸の炎症などを評価 🍽 STEP2:食事・生活習慣・必要に応じたサプリメントの提案 偏食がある場合も、無理なく続けられる内容をご提案 📈 STEP3:改善までを医師と管理栄養士が定期的にサポート 学校や家庭との連携も大切にしています 5. 保護者の方の声 「中学になってから朝起きられなくなり、病院でも“様子見”ばかり。七夕医院で血液検査をしてもらうと、“鉄とビタミンB群がかなり不足”していることが分かりました。栄養を補うことで、3ヶ月ほどで朝の目覚めが明らかに変わり、登校もできるようになりました。」 まずはご相談ください|七夕医院 名古屋院 「朝、起きられない」それはただの“怠け”ではなく、体が助けを求めているサインかもしれません。 七夕医院名古屋院では、医師と栄養の専門家が連携し、お子さんの“体の声”に耳を傾ける医療を提供しています。 📝まとめ|「朝起きられない」は、改善できる可能性があります 子どもが朝起きられないのは、栄養や自律神経の乱れが関係していることがあります 血液検査で原因を見つけ、栄養を整えることで、驚くほど元気を取り戻すお子さんも 七夕医院名古屋院では、薬に頼らず「体の根本から」整えるアプローチをしています

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2025.08.15

発達障害とグレーゾーンの違いとは?

〜「うちの子、ちょっと育てにくい」…そんな悩みに寄り添います〜 こんにちは。七夕医院 名古屋院です。この記事をご覧になっているあなたは、きっと「うちの子、なんだか育てにくい…」「発達障害かもしれないけれど、診断はついていない」といった不安を感じているお母さんかもしれません。 今回は、「発達障害とグレーゾーンの違い」について、医師の立場から分かりやすく、そして少しだけ安心できる視点をお届けしたいと思います。 1. 発達障害とグレーゾーンの違いを一言でいうと? ● 発達障害とは? 発達障害とは、医学的に診断される状態で、脳の発達に偏りがあることによって、社会生活や対人関係に困難が生じているとされるものです。 代表的なものには以下があります: 自閉スペクトラム症(ASD) 注意欠陥多動性障害(ADHD) 学習障害(LD) ● グレーゾーンとは? 一方、「グレーゾーン」とは、診断基準は満たさないけれど、特性の一部が見られる状態を指します。 たとえば、 「発達検査ではボーダーライン」 「学校生活に支障はあるけど、診断はつかない」 「病院では“様子を見ましょう”と言われた」 このようなケースが「グレーゾーン」と呼ばれます。 2. 困っているのは、お子さんだけでなく“お母さん”です 発達障害であっても、グレーゾーンであっても、子育てが「大変」なのは変わりません。 毎朝の登校がスムーズにいかない 怒ってばかりで自己嫌悪に陥る 兄弟と比べて「どうしてうちの子だけ…」と落ち込む どこまで手を出せばいいのか分からない そんなときに、「診断があるかどうか」だけを基準にしてしまうと、逆に悩みが深くなってしまうこともあるのです。 3. 診断よりも、「体の中で何が起きているか」が大事です 当院では、発達の特性があるお子さんに対して、脳や心の状態を「栄養」と「腸」の面から丁寧に見直すことを大切にしています。 なぜなら、近年の研究では、 ✅ 発達障害のある子どもの多くに、鉄・亜鉛・ビタミンなどの“栄養不足”がある✅ 腸のバリア機能が弱く、免疫や神経の過敏性につながるケースもある(リーキーガット症候群) という事実が明らかになっているからです。 つまり、「落ち着きのなさ」「感情の爆発」「登校しぶり」などは、“育て方”のせいでも、“脳の異常”のせいでもなく、体からのSOSかもしれないのです。 4. 七夕医院名古屋院の「栄養療法」ではこんなことを行っています 当院では、医師と管理栄養士が連携し、次のような流れでお子さまをサポートします。 🩺 STEP1|70項目以上の血液検査で栄養状態を“見える化” ★鉄、亜鉛、ビタミン、タンパク質、血糖、腸内環境などをチェック 🍽 STEP2|体の状態に合った食事+サプリメントをご提案 ★ 偏食があるお子さんにも、専門の栄養カウンセラーが対応。無理なく続けられる内容です 📈 STEP3|2〜3ヶ月ごとに見直し。行動や感情の変化をお母さんと一緒に観察 ★お母さんの「ちょっと育てやすくなった」が目標です 5.実際の保護者さまの声 「発達障害と診断されて、薬しか方法がないのかと悩んでいました。でも血液検査で“鉄と亜鉛が不足している”とわかって、食事とサプリで補っていくうちに、怒りっぽさや学校の行きしぶりが減ってきました。“この子はダメ”じゃなかった、“体が困っていた”だけだったんですね。」 6. 診断があってもなくても、「今、困っているなら」受診をご検討ください 発達障害かどうか、診断が出ていなくても構いません。「毎日がつらい」「お子さんと笑顔で過ごせていない」それが、受診のきっかけになります。 七夕医院名古屋院では、診断名よりも、“その子が今どう感じているか・どう過ごしているか”を一番に大切にしています。 栄養療法で、お子さんとお母さんの毎日を軽くしませんか? 七夕医院 名古屋院では、 発達障害と診断されたお子さん グレーゾーンといわれたお子さん 診断はないけれど行動や感情面が気になるお子さんに対し、医師の視点+栄養カウンセラー(管理栄養士)の視点からサポートしています。 📝まとめ|「この子には“理由”がある」 発達障害とグレーゾーンの違いは、診断上の線引きにすぎません。でも、お母さんにとっては、「毎日の困りごと」が何よりの現実です。 もし少しでも、「この子が楽になる方法があるかもしれない」と思ったら、ぜひ体の中=“栄養”という視点から、一緒に見直してみませんか? 私たちは、あなたとお子さんの「今」と「未来」を、一緒に支えていきます。

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2025.08.14

「この子は発達障害かもしれない」と言われたお母さんへ

〜もしかすると、原因は“腸”にあるかもしれません〜 こんにちは。七夕医院 名古屋院です。今日は、お子さんの行動や発達に悩んでいるお母さんに、知っていただきたい大切なお話があります。 1. 「発達障害」=脳の問題?いいえ、実は“腸”が関係していることがあります 「うちの子、発達障害かもしれません」「グレーゾーンと言われて、どうしたらいいのか分からない…」 こうした相談が、七夕医院には毎日のように寄せられます。でも、私たちが血液検査や栄養評価をしていく中で、多くのお母さんが驚くことがあります。 それは、 「脳ではなく、“腸”の状態が影響している可能性がある」という事実です。 2. リーキーガット症候群とは?──腸の壁が“ゆるんで”しまう状態 腸は本来、食べ物から必要な栄養だけを吸収し、不要なものや有害な物質はブロックしてくれる「バリア機能」があります。 でもそのバリアが何らかの理由で壊れると、未消化の食べ物や毒素、細菌のかけらなどが“漏れ出して”しまう。これが「リーキーガット症候群」です。 そして、漏れ出した物質が血液を通じて全身を巡り、脳や神経に炎症や過敏反応を引き起こすことがあると、医学的にも分かってきました。 3. こんな症状、ありませんか? あなたのお子さんに、こんなサインはありませんか? 朝起きられない、疲れやすい お腹の痛みをよく訴える(特に登校前) 感覚が過敏(音・におい・肌触り) キレやすい、イライラが激しい 食べ物の偏りが強い(白いもの、甘いものばかり) これらは、**「性格」や「甘え」ではなく、腸や栄養のアンバランスからくる“体のSOS”**かもしれません。 4. リーキーガットと発達障害の関係は、医学研究でも報告されています 最新の研究では、発達障害(特に自閉スペクトラム症)のお子さんの多くに、腸のバリア機能の異常=リーキーガットが見られるという結果が出ています。 ✅ 腸粘膜の細胞間の結合がゆるみやすい(Fiorentinoら, 2016) ✅ 腸から漏れ出た物質が、脳の炎症や神経伝達物質に影響(Hsiaoら, 2013) ✅ 食事の見直しや栄養補給で、行動の改善がみられるケースも 5. 栄養と腸を整えると、行動が変わる子どもたちがいます 七夕医院では、「発達障害」と診断されたり、診断はつかないけれど育てづらさを感じているお子さんに対して、**血液検査を使って栄養バランスや腸の状態を“見える化”**し、個別に対応しています。 実際にあったお母さんの声: 「毎朝の登校しぶりと癇癪に疲れ果てていたのですが、血液検査で“鉄と亜鉛の不足”が見つかり、腸を整える食事に変えたら…朝起きられるようになり、情緒も安定してきました」 6. お母さんが悪いわけではありません 偏食や登校しぶり、感情の起伏が激しいことに、「私の育て方が悪いのでは…」「もっと厳しくすべきだったのでは…」そう自分を責めてしまうお母さんも少なくありません。 でも、私たちはそう思いません。 それは、お子さんの体の中も“困っている”サインがあるかもしれないのです。 実は、お子さんはお母さんの鏡なんです。お母さんの体が整えば、子どもは本来の力を取り戻すことがあします。 7. 「薬ではなく、食事や栄養でできること」あります 当院では、薬に頼る前に、栄養と腸の状態を整えることを第一に考えます。 🧪 血液検査で栄養状態をチェック 🍽 食事指導やサプリメントで栄養補給 🦠 腸内環境を整えるプロバイオティクスの活用 🚫 必要に応じて除去食(グルテン・カゼインなど)のご提案 お子さんの体と心を、内側から支える方法があります。 七夕医院 名古屋院では、あなたと一緒に考えます 「病気」ではなく、「体の状態」として見つめ直してみたい方へ。まずは一度、七夕医院名古屋院へご相談ください。 🌱 最後に──「この子はダメなんだ」と決めつけないでください お子さんの行動には、必ず“理由”があります。そしてそれは、意外なほどシンプルな栄養のアンバランスかもしれません。 私たちは、診断名ではなく、目の前のお子さんと、お母さんの不安に寄り添う医療を大切にしています。 どうか、一人で悩まず、ご相談ください。

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薬を使わない栄養療法クリニック 七夕医院

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