薬に頼らず心と体の根本から整える
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2025.07.07 開院
名古屋駅から徒歩3

何をしても治らないそんなあなたへ 体の
総院長 梶 尚志のお写真

薬を使うことだけが
治療ではない

七夕医院 総院長 梶 尚志

皆さま、はじめまして。
医療法人梶の木会総院長の梶 尚志です。
2000年7月7日に岐阜県可児市で「梶の木内科医院」を開業して以来、総合内科専門医・家庭医として、外来診療はじめ在宅診療を通して、地域の多くの患者さまの健康に向き合ってまいりました。そんな中で、他の医療機関にかかりながら、いくら検査をしても異常がない、薬を飲んでも良くならないといった患者さまや、なんとなく体の調子がよくならない、朝起きられない、学校に行かれない、コロナ後遺症が良くならないなど、数多くの悩みや症状の患者さまが当院に来院され、向き合ってきました。

そして、開院から10年ほどして、分子整合栄養医学(オーソモレキュラー医学)に出会い、「人間の体は全て栄養からきている」という原理原則を学び、「薬を使わない治療、栄養療法」を実践し、小児の不登校や発達障害、そして、女性の不定愁訴や不妊症、男性更年期といった、通常の治療ではなかなか解決できない悩みを解決してきました。

今回、通常の治療ではなかなか良くならない、より多くの体の不調を訴える患者さまに対して、栄養という人間の体の本質的な原因を医学的に調べることによって、一人ひとりにあった最適な栄養をご提案する栄養療法を中心とした「薬に頼らない治療」を行うため、「七夕医院」を開院することになりました。

より多くの患者さまの健やかな日々を、体を作る基本の栄養というアプローチから、サポートして参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

栄養療法について Nutritional therapy

薬に頼らない医療を。

栄養療法は、体に必要な栄養素を適切に補い、細胞レベルで健康を整える治療法です。私たちの体は、食事から摂取する栄養素によってつくられ、働いています。しかし、現代の食生活やストレス、環境要因などによって栄養が不足すると、さまざまな不調が現れることがあります。

「慢性的な疲労がとれない」「肌荒れや抜け毛が気になる」「気分の落ち込みが続く」「便秘や下痢を繰り返す」など、原因がはっきりしない体調不良でお悩みの方にこそ、栄養療法は有効です。

当院では、血液検査などをもとに栄養状態を細かく分析し、不足している栄養素を食事指導やサプリメント、高濃度ビタミンC点滴などで補うことで、根本からの改善を目指します。

栄養療法について示した図

書籍・メディア掲載情報 Books / Media

梶院長が出版! え、私って栄養失調だったの?〜内科医が本気で教える薬より効く食事法〜 梶院長が出版! え、うちの子って栄養失調だったの?〜その不調は食事で改善します!〜
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診療案内 Information

診療時間 日祝
09:30 - 13:00
14:30 - 18:00

梶総院長は月・水曜日診察

茂木院長は火・金・土曜日診察

精神科専門医は木曜日診察

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コラム column

AGA(男性型脱毛症)のよくある質問

2026.01.06

AGA(男性型脱毛症)のよくある質問

Q1. AGAは自然に治ることはありますか? AGA(男性型脱毛症)は進行性の脱毛症であり、基本的に自然治癒することはありません。AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の影響が続く限り、毛周期は短縮され、髪は徐々に細く短くなっていきます。そのため、「しばらく様子を見れば戻るだろう」と放置することで改善する可能性は低いと考えられます。しかし、早期の段階で生活習慣や栄養状態を見直し、必要に応じて治療を開始することで、進行を緩やかにしたり、抜け毛の減少や髪質の改善を実感できる場合も多くあります。AGAは不可逆的な側面を持つため、自然に治るかどうかではなく、どの段階で介入するかが非常に重要なポイントとなります。 Q2. AGAは何歳頃から始まることが多いですか? AGAは発症年齢に個人差が大きく、早い方では20代前半から生え際や頭頂部の変化に気づくことがあります。一方で、30代後半〜40代になってから進行を自覚する方もいらっしゃいます。また、AGAは年齢だけでなく、遺伝的素因、男性ホルモンの感受性、生活習慣、睡眠、ストレス、栄養状態などが関与すると言われています。特に近年は、食生活の乱れや慢性的なストレスにより、若年層でAGAが進行するケースも増えています。まだ若いから大丈夫と判断せず、抜け毛の増加や髪のハリの低下を感じた時点で、早めに対策を始めることが将来的な差につながります。 Q3. ミノキシジルは一生使い続ける必要がありますか? ミノキシジルは血管拡張作用により頭皮の血流を改善し、毛包を刺激する薬剤です。ミノキシジルの効果は使用を継続している間は維持されますが、中止すると徐々に元の状態へ戻ることが多いとされています。しかし、体の内側から栄養状態や血流、ホルモン代謝を整えていくことで、将来的に使用量の調整や治療方針の見直しが可能になる場合もあります。そのため、ミノキシジルを単独で使い続けるのではなく、栄養療法や生活改善と組み合わせ、発毛しやすい体内環境を作ることが重要となります。 Q4. フィナステリドは副作用が必ず出ますか? フィナステリドの副作用は全員に起こるわけではなく、報告されている発現率は数%程度と言われています。しかし、体質やホルモン感受性によっては、性欲低下、勃起機能の低下、気分の落ち込みなどを感じる方もいます。また、肝機能の低下や栄養不足、慢性的なストレス状態では、副作用を感じやすくなる可能性があります。そのため、薬を使う前に体の状態を整えることは、副作用のリスクを下げる意味でも重要となります。そのため不安がある場合は、用量調整や栄養療法との併用を含め、医師と相談しながら進めるようにしましょう。 Q5. AGAと栄養状態は本当に関係があるのですか? 毛髪はケラチンというたんぱく質で構成されています。ケラチンの合成には鉄、亜鉛、ビタミンB群、必須脂肪酸など多くの栄養素が必要となります。これらが不足した状態では、薬で血流やホルモンにアプローチしても、十分な発毛が起こらないことがあります。そのため、血液検査を行うと、AGAの方の多くに軽度〜中等度の栄養不足が見られます。AGAはホルモンの問題だけでなく、毛を作る栄養素が足りているかという視点も重要となります。 Q6. 亜鉛不足はAGAにどのような影響がありますか? 亜鉛は毛母細胞の分裂やケラチン合成に関与し、健康な毛髪の維持に欠かせないミネラルとなります。また亜鉛は、5αリダクターゼ活性の調整にも関与するため、不足するとAGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の影響を受けやすくなるとも言われています。亜鉛はストレス、アルコール摂取、発汗などで消耗しやすく、不足に気づきにくい栄養素と言われていますが、過剰摂取は銅不足などを引き起こすため、血液検査に基づいた適切な補充が重要となります。 Q7. 鉄分は男性でも必要なのでしょうか? 鉄は赤血球中のヘモグロビンを構成し、酸素を全身に運ぶ役割を担っています。毛母細胞は分裂が盛んなため、酸素と栄養を多く必要とします。男性でも、貯蔵鉄量を表すフェリチン値が低いことも珍しくなく、鉄不足が発毛を妨げていることがあります。特に胃腸トラブルや偏食、過去のダイエット歴がある方では注意が必要となります。 Q8. 食事改善だけで発毛は期待できますか? 軽度のAGAであれば、食事改善や栄養補充によって抜け毛減少や髪質改善を実感する方もいます。しかし、進行したAGAでは、薬物療法との併用が必要となります。重要なのは、食事だけ、薬だけといった極端な考え方ではなく、段階や体質に合わせて組み合わせることとなります。 Q9. サプリメントは市販品でも問題ありませんか? 市販サプリメントでも役立つ場合はありますが、栄養素の含有量や吸収率、不要な添加物には注意が必要となります。特にAGA対策では足りないものだけを補うことが重要で、自己判断で複数摂取することは推奨されません。 Q10. ストレスはAGAに影響しますか? 慢性的なストレスは自律神経やホルモンバランスを乱し、血流低下や炎症を引き起こします。その結果、頭皮環境が悪化し、AGAの進行を助長するとされています。さらに、ストレスは亜鉛やマグネシウム、ビタミンB群を消耗させ、栄養不足を悪化させる悪循環を生むこともわかっています。 Q11. 睡眠不足と薄毛は関係がありますか? 睡眠中には成長ホルモンが分泌され、髪の毛の成長を担う毛根の毛球にある非常に重要な毛母細胞の修復や新しい髪の成長が促されます。特に入眠後の深い睡眠(ノンレム睡眠)時に分泌量が増えるため、睡眠の「質」と「量」の両方が重要となります。慢性的な睡眠不足や夜更かしが続くと、この回復と再生の機会が十分に得られず、毛周期が乱れやすくなります。さらに、睡眠不足はストレスホルモンであるコルチゾールの増加を招き、血管収縮や炎症を通じて頭皮環境を悪化させる要因にもなります。AGA対策においては、治療や栄養管理と同時に、規則正しい睡眠習慣を整えることが欠かせません。 Q12. 頭皮マッサージは効果がありますか? 頭皮マッサージは、頭皮の血流を一時的に促進し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。これにより、毛根周囲の環境が整いやすくなり、リラックス効果によるストレス軽減も期待できます。しかし、頭皮マッサージだけでAGAそのものを改善したり、脱毛の進行を止めたりすることは困難となります。AGAの主因であるホルモンや遺伝的要素には直接作用しないために、栄養療法や薬物療法、生活習慣の改善と組み合わせることが重要となります。 Q13. 運動はAGAに良い影響がありますか? 適度な運動は全身の血流を改善し、頭皮への酸素や栄養の供給を助けるため、AGA対策としても有効となります。また、運動によるストレス解消や睡眠の質の向上、インスリン感受性の改善なども、間接的に毛髪環境を整える要因と言われています。一方で、過度な筋力トレーニングや極端な運動は、活性酸素の増加やホルモンバランスの乱れを引き起こすことがあり、逆に薄毛を助長する可能性もあります。ウォーキングや軽い筋トレ、有酸素運動など、無理なく継続できる運動を習慣化することが重要です。 Q14. 脂質の摂り方はAGAに影響しますか? 脂質は男性ホルモンを含むさまざまなホルモンの合成に関わる重要な栄養素となります。トランス脂肪酸や、加工食品に多い過剰なオメガ6脂肪酸は、体内の炎症反応を強め、頭皮環境を悪化させる可能性があります。一方で、青魚に含まれるオメガ3脂肪酸や、オリーブオイルなどの良質な脂質は、炎症を抑え、血流を改善する作用が期待できます。AGA対策では、脂質を控えるのではなく、脂質の質を意識することが大切となります。 Q15. AGA治療はどれくらいで効果を実感できますか? AGA治療の効果を実感するまでの期間には個人差がありますが、多くの場合、治療開始から3〜6か月ほどで抜け毛の減少を感じ始め、6か月以降に髪質の変化や産毛の増加に気づく方が多いと言われています。これは毛周期(ヘアサイクル)が関係しており、新しい髪が成長して目に見える形になるまでに時間がかかるからと考えられています。そのため、短期間での変化を求めすぎると、不安や中断につながりやすくなりますので、栄養療法なども用いて継続的に治療を続けることが重要となります。 Q16. AGA治療をやめるとどうなりますか? AGA治療を中断すると、再びDHT(ジヒドロテストステロン)の影響を受けやすくなり、脱毛が進行する可能性があります。特に、薬物治療だけに依存し、生活習慣や栄養状態の改善が不十分な場合は、比較的早い段階で元の状態に戻ってしまうこともあります。AGAは体質やホルモン環境が関与する慢性的な状態であるため、治療を一時的な対処と考えるのではなく、長期的な管理として捉えることが大切となります。そのため、AGA治療の中止を検討する際は、医師と相談しながら段階的に行うようにしましょう。 Q17. AGAと遺伝はどの程度関係しますか? AGAは遺伝的要因が強く関与する脱毛症であり、家族に薄毛の方がいる場合、発症リスクは高まります。しかし、遺伝があるからといって必ず発症するわけではありません。ホルモンバランス、栄養状態、睡眠、ストレスなどの生活習慣が重なることで、進行のスピードや程度は大きく変わります。遺伝はあくまで、AGAのなりやすさを決める要素であり、その後の経過は日々の生活によって左右されます。そのため、早めに対策を取ることで、進行を緩やかにすることは十分可能となります。 Q18. 頭皮が硬いと薄毛になりやすいですか? 頭皮が硬い状態は、血流が低下しているサインの一つとも考えられています。血流が悪いと、毛母細胞に必要な酸素や栄養素が十分に届かず、健康な毛髪の成長が妨げられやすくなります。また、頭皮の緊張は自律神経の乱れやストレスとも関連していることが多く、間接的にAGAの進行に影響する可能性があります。そのため、薄毛を改善するためには、頭皮マッサージや入浴、運動、栄養改善など、内外から血流を整える取り組みが重要となります。 Q19. AGA治療は何科を受診すればよいですか? 一般的には皮膚科やAGA専門クリニックがAGA治療の窓口となります。これらの医療機関では、薬物治療を中心とした標準的な治療を受けることができます。一方で、栄養状態や生活習慣の乱れが関与していると考えられる場合には、分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)に対応した医療機関を選択するのも一つの方法です。自分の薄毛の背景に合わせて、治療方針を相談できる医療機関を選ぶようにしましょう。 Q20. AGA対策で一番大切なことは何ですか? AGA対策で最も大切なのは、できるだけ早い段階で対応し、多角的な視点を持つことです。抜け毛が気になり始めた初期の段階で対策を始めることで、進行を抑えやすくなります。また、薬物治療だけ、栄養だけといった単一の方法に偏らず、治療・栄養・生活習慣の改善を組み合わせることが重要となります。無理のない方法を選び、継続できる形で取り組むことが、長期的な改善と満足度の高い結果につながります。

ADHDの薬や治療方法

2026.01.06

ADHDの薬や治療方法

ADHDについて ADHD(注意欠如・多動症)は、不注意、多動性、衝動性といった特性が年齢や環境に比べて強くみられる発達特性の一つと言われています。近年では、ADHDに対する理解が進み、「性格の問題」や「努力不足」といった誤解は少しずつ減り、脳機能や神経伝達の特性によるものであることが広く知られるようになってきました。ADHDは一人ひとり特性が異なり、最適な治療や支援の形もさまざまと言われています。薬、栄養、心理的支援、環境調整といった複数の視点から、自分に合った方法を見つけていくことが、無理のない長期的な支援につながります。 ADHDの治療方法 ADHDの治療方法というと、薬物療法を思い浮かべる方も多いかもしれません。実際に、薬物療法が有効な選択肢となるケースも少なくありません。一方で、すべての方が薬を必要とするわけではなく、副作用への不安や、できるだけ薬に頼らずに症状と向き合いたいと考える方も多くいらっしゃるかと思います。そのような背景から近年注目されているのが、薬物療法だけに偏らない治療の考え方であり、その一つとして「栄養療法」が位置づけられています。 ADHD治療の全体像と栄養療法の役割 ADHDの治療は、単一の方法で完結するものではありません。一般的には、薬物療法、心理社会的支援(行動療法やカウンセリング)、栄養療法、生活環境の調整などを組み合わせながら、一人ひとりに合った方法を探していきます。特に栄養療法では、脳や神経の働きを支える栄養素の状態を整えることで、集中力や情緒の安定をサポートし、日常生活の困りごとを軽減する可能性があると考えられています。薬物療法を行う場合であっても、栄養状態が整っていることは、治療全体の土台としてとても重要な意味を持ちます。 脳の働きと栄養の深い関係 脳は非常に多くのエネルギーと栄養素を必要とします。神経細胞同士の情報伝達は、ドーパミンやノルアドレナリン、セロトニンといった神経伝達物質によって行われていますが、これらは体内で合成される際に、さまざまな栄養素を材料としています。そのため、栄養が不足した状態では、神経伝達物質の産生や働きが不安定になりやすく、集中力の低下、気分の波、不安感、イライラといった症状が強く出ることがあります。ADHDの特性を持つ方の中には、偏食や食事リズムの乱れ、血糖値の急激な変動などが重なり、症状がより目立ちやすくなっている場合も多くみられます。そのため、栄養療法によって特定の食品や栄養素に頼ることよりも、脳が安定して働くための栄養を整えることも重要となります。 ADHDにおける栄養療法の考え方 ADHDに対する栄養療法は、特定の栄養素だけを大量に摂取する方法ではありません。基本となるのは、日々の食事内容を見直し、脳と体に必要な栄養を過不足なく摂ることとなります。そのため、重要視されるのが鉄・亜鉛・マグネシウム・ビタミンB群・ビタミンDなど、脳機能に関わる栄養素となります。これらの栄養素を適切に摂取することで、やる気・集中力・達成感を促すドーパミン、注意力・危機感を促すノルアドレナリン、安心感・情緒を促すセロトニンの分泌が促進されることが知られています。 鉄分とADHD 鉄は、ADHDにおける栄養療法で特に注目されるミネラルの一つとなります。鉄は赤血球中のヘモグロビンの構成成分として知られていますが、脳内ではドーパミンの合成や代謝にも関与しています。ドーパミンは注意力や意欲、行動のコントロールに深く関わる神経伝達物質であり、その働きが不安定になると、不注意や集中力の低下、疲れやすさといった症状が目立ちやすくなります。鉄が不足すると、血液中の酸素運搬能力が低下するだけでなく、脳への酸素供給や神経伝達にも影響を及ぼす可能性があります。特に成長期の子どもや、偏食傾向のある方、月経のある女性では鉄不足が起こりやすく、知らないうちにADHDのような症状を助長している場合も考えられます。 亜鉛とADHD 亜鉛は、脳内の神経伝達物質の合成や調整に関わる重要なミネラルです。特にドーパミンの働きと関連が深いとされており、亜鉛が不足すると注意力の低下や衝動性の増加、情緒の不安定さがみられることがあります。また、亜鉛は味覚や食欲の調整にも関わっているため、不足すると食事量の偏りや味覚異常から偏食を招きやすくなり、結果として他の栄養素の不足にもつながる可能性があります。ADHDの方の中には、食事内容が限定的になりやすい方も多く、亜鉛不足が慢性化している場合もあります。亜鉛は体内で貯蔵されにくいため、日々の食事から継続的に摂取することが大切となります。 マグネシウムとADHD マグネシウムは、神経の興奮と抑制のバランスを保つ働きを持つミネラルです。脳や神経は、常に電気的な信号によって情報を伝達していますが、マグネシウムはその過剰な興奮を抑える役割を担っています。マグネシウムが不足すると、神経が過敏になりやすく、落ち着きのなさ、不安感、イライラ、睡眠の質の低下などが起こりやすくなります。ADHDの特性である多動性や衝動性が強い方では、マグネシウム不足が症状の一因となっている可能性も考えられます。 ビタミンDとADHD ビタミンB群は、脳や神経のエネルギー代謝に欠かせない栄養素となります。特にビタミンB1、B6、B12、葉酸などは、神経伝達物質の合成や神経細胞の維持に深く関わっています。ビタミンB群が不足すると、脳が十分にエネルギーを使えなくなり、集中力の低下、疲労感、気分の落ち込みといった症状が現れやすくなります。ADHDの方では、ストレスや生活リズムの乱れによってビタミンB群の消耗が激しくなっている場合もあります。ビタミンB群は水溶性で体内に蓄積されにくいため、毎日の食事から継続的に摂取することが重要と言われています。 ビタミンB群とADHD ビタミンDは、ADHDの症状改善に関連する医学的な根拠がいくつかあり、特に神経伝達物質の調節、特にセロトニンやドーパミン、オキシトシンといった幸せホルモンの調整に関与し、気分や行動の安定に寄与しています。また、脳内の炎症を軽減し、神経の健康を保つことも知られており、脳の正常な発達と機能の維持に寄与する点で注目されています。つまり、ビタミンDの適切な摂取は、注意力や行動の安定にプラスの影響を与える可能性があるわけです。 栄養素は単体ではなく全体で考え ADHDに対する栄養療法で重要なのは、特定の栄養素だけに注目するのではなく、全体の栄養バランスを整えるという視点です。鉄、亜鉛、マグネシウム、ビタミンB群、ビタミンDはいずれも相互に関係し合いながら、脳機能を支えています。どれか一つを過剰に補うのではなく、日々の食事を見直し、規則正しい食事リズムの中で必要な栄養を過不足なく摂取することが、ADHDの栄養療法の基本となります。 薬物療法との向き合い方 ADHDの治療では、薬物療法が有効な場合も存在します。薬物療法では、神経伝達物質の働きを調整し、不注意や衝動性、多動性を軽減することが期待されます。一方で、効果の感じ方や副作用の出方には個人差があり、必ずしもすべての方に適しているわけではありません。栄養療法は、薬物療法の代わりになるものではなく、必要に応じて併用される補完的な支援として考えることが重要となります。栄養状態が整うことで、薬の効果を感じやすくなったり、生活全体の安定につながる場合も数多く存在します。 栄養療法を行う際の注意点 栄養療法に取り組む際には、サプリメントの過剰摂取に注意が必要となります。そのため、自己判断で大量に摂取をすると、健康リスクを伴うことがあります。特に小児や基礎疾患のある方は、医師や管理栄養士などの専門家と相談しながら進めることが望まれます。また、栄養療法だけで症状が大きく改善する方もいれば、効果を実感しにくい方もいます。そのため、専門科による血液検査で栄養素の状態を確認しながら継続的な治療を行う必要がある方もいます。 ADHD治療における栄養療法という選択肢 ADHDの治療は、薬物療法だけに限定されるものではありません。栄養療法は、脳と体の土台を整えることで、集中力や感情のコントロールを支える重要な選択肢の一つとなります。ADHDは一人ひとり特性が異なり、最適な治療や支援の形もさまざまです。薬、栄養、心理的支援、環境調整といった複数の視点から、自分に合った方法を見つけていくことが、無理のない長期的な改善へとつながります。そのため、正しい知識をもとに、専門家による栄養解析と、医師そして栄養カウンセラーと連携しながらご自身に向き合っていくことが大切となります。

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2025.08.25

『適応障害』と診断されて周りとうまくいかない

〜「自分が弱い」わけではない。体の栄養状態の問題?〜 こんにちは。七夕医院 名古屋院です。この記事をご覧になっている方の中には、すでに「適応障害」と診断され、 職場が合わないと感じて転職を繰り返している 新しい環境に慣れるのが極端に難しい 仕事中に動悸・吐き気・涙が出る 「もうどこで働いても無理かもしれない」と感じている そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。 その“つらさ”、精神論ではなく、体の中からのサインかもしれません。 1. 適応障害とは?うつ病との違いは? 適応障害は、ある特定のストレス(例:人間関係・異動・転職・就職)に反応して、■ 不安感■ 抑うつ気分■ 不眠■ 倦怠感などの心身の症状が起こる状態です。 うつ病との違いは、「原因となるストレスがはっきりしている」こと。ただし、放っておくとうつ病に移行することもあり、決して「軽い病気」ではありません。 2. 適応障害になりやすい人の傾向とは? 真面目で責任感が強い 周囲の目を気にしやすい 頑張りすぎて自分の限界に気づけない 過去に不登校や対人不安があった 慢性的に疲れている・寝てもスッキリしない そして実は、このような方の中に、「かくれ栄養失調」の方が多く見受けられます。 3. 「心の問題」ではなく「脳が疲れている」だけかもしれません 脳は、鉄・亜鉛・たんぱく質・ビタミンなどの栄養を材料にして、セロトニンやドーパミンといった**“心の安定に関わる神経伝達物質”**をつくっています。 栄養が不足すると、以下のような状態に: 不足栄養素症状や影響含まれる食材鉄分倦怠感・抑うつ・不眠レバー、赤身肉、ひじきビタミンB群不安感・疲れやすい・神経過敏豚肉、卵、納豆亜鉛イライラ・不安・無気力牡蠣、牛肉、大豆たんぱく質セロトニン不足→落ち込みやすい肉、魚、豆腐DHA/EPA感情コントロール低下・思考力低下青魚、アマニ油 適応障害=心が弱い、ではありません。それは、**「脳が必要な材料を失って、正常に働けなくなっている状態」**かもしれないのです。 4. 転職を繰り返してしまうのは、「合わない職場」だけが原因じゃない? 「この職場も合わなかった」「また失敗してしまった」「自分に社風が合わないのかも」 そう感じる前に、体の土台=栄養状態が崩れていないかをチェックしてみませんか? 栄養の不足が続いていると、 ストレス耐性が落ちる ネガティブな情報ばかりに反応する 感情がコントロールしづらい 睡眠が浅くなり、さらに疲労が蓄積 → 結果として「また辞めたくなる」状態に。 「転職を繰り返す」ことを責める必要はありません。でも、“何度も同じ苦しみを味わっている”なら、内側から見直すタイミングかもしれません。 5. 七夕医院名古屋院での栄養療法とは? 当院では、精神的な症状に対して「脳に必要な栄養を補う」アプローチを行っています。 🩺 STEP1|70項目以上の血液検査で状態を“見える化” → 鉄・フェリチン・亜鉛・ビタミン・血糖・腸内環境・炎症などを評価 🍽 STEP2|不足栄養素を、食事+サプリメントで補うご提案 → コンビニ中心の食事や外食が多くても、無理なく続けられるプラン 📈 STEP3|医師と栄養カウンセラー(管理栄養士)が二人三脚でサポート → メンタル面の波も見守りながら、長期的な改善を支援 6. 「薬だけでは変わらなかった」あなたへ 当院では、 抗うつ薬を飲んでも改善しなかった 薬はなるべく使いたくない 医師に「様子を見ましょう」としか言われなかった そんな方々から多くのご相談を受けています。そして、体を整えることで、気持ちにも変化が現れるケースが多数あります。 📝まとめ|「あなたのせい」じゃない。「体の声」を聴いてあげてください。 適応障害の背景には、栄養不足や慢性疲労が隠れていることがあります 鉄や亜鉛、ビタミンの不足は、感情のコントロールや気力に大きく影響します 七夕医院名古屋院では、薬を使わず、食事から体の土台から整える医療を提供しています

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愛知県名古屋市中村区名駅2丁目42-1 EDGE名古屋ビル 10F

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