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朝起きられない子ども、実は「怠け」ではないかもしれません

栄養の視点から見直す、子どもの“体の不調”とは?

こんにちは。七夕医院 名古屋院です。
最近、「朝起きられない子どもが増えている」と感じるご家庭が増えています。

  • 毎朝声をかけても起きない
  • 起こすと機嫌が悪く、暴れる
  • 学校に遅刻・欠席が続いている
  • 「怠けているのでは?」と家族に言われる

このような状態に悩んでいるお母さん・お父さんへ。
その“起きられなさ”は、本人の甘えや性格ではなく、体の中からのSOSかもしれません。

1. 「朝起きられない」のは、自律神経や栄養の乱れかも?

朝起きられないという状態は、自律神経の切り替えがうまくいかない「起立性調節障害」の可能性があります。そして、この「起立性調節障害」の原因が、慢性的な栄養不足のサインであることがあります。

特に以下のような症状がある場合は注意が必要です:

  • 起きると頭痛・腹痛・吐き気がある
  • 午前中は動けないが、午後になると元気になる
  • 疲れやすく、食欲にムラがある
  • 思春期になって急に朝が苦手に

これらは、「だらけている」わけではありません。体の中の調整機能が崩れている可能性があります。

2. 子どもの朝の不調に関わる主な栄養素

栄養素不足したときの影響
鉄分酸素が脳に届かず、だるさ・眠気・疲労感につながる
ビタミンB群自律神経の調整ができず、朝の目覚めが悪くなる
たんぱく質神経伝達物質の材料不足→やる気が出ない・起きられない
マグネシウム睡眠の質が悪くなり、疲れが取れない
糖質過多・タンパク不足の食事血糖の乱高下で起床時に強い不調が出やすい

当院ではこれらを血液検査で可視化し、根本的な原因を見つけることができます。

3. 「朝起きられない=不登校」とは限りません「朝がつらいから学校に行けない」というお子さんに、
発達障害や不登校の診断がつくことがあります。

しかし、その背景に、鉄欠乏や栄養バランスの崩れ、腸内環境の乱れが関係していることも多く報告されています。

つまり、“心の問題”ではなく、“体の不調”が原因かもしれないのです。

4. 七夕医院名古屋院での取り組み:体の中から整える栄養療法

当院では、以下のような流れで「朝起きられない」状態の改善をサポートしています。

🩺 STEP1:70項目以上の血液検査で栄養状態を分析

  • 鉄・亜鉛・ビタミン・たんぱく質・血糖・腸の炎症などを評価

🍽 STEP2:食事・生活習慣・必要に応じたサプリメントの提案

  • 偏食がある場合も、無理なく続けられる内容をご提案

📈 STEP3:改善までを医師と管理栄養士が定期的にサポート

  • 学校や家庭との連携も大切にしています

5. 保護者の方の声

「中学になってから朝起きられなくなり、病院でも“様子見”ばかり。
七夕医院で血液検査をしてもらうと、“鉄とビタミンB群がかなり不足”していることが分かりました。
栄養を補うことで、3ヶ月ほどで朝の目覚めが明らかに変わり、登校もできるようになりました。」

まずはご相談ください|七夕医院 名古屋院

「朝、起きられない」
それはただの“怠け”ではなく、体が助けを求めているサインかもしれません。

七夕医院名古屋院では、医師と栄養の専門家が連携し、お子さんの“体の声”に耳を傾ける医療を提供しています。

📝まとめ|「朝起きられない」は、改善できる可能性があります

子どもが朝起きられないのは、栄養や自律神経の乱れが関係していることがあります

  • 血液検査で原因を見つけ、栄養を整えることで、驚くほど元気を取り戻すお子さんも
  • 七夕医院名古屋院では、薬に頼らず「体の根本から」整えるアプローチをしています