AGA
男性の脱毛(AGA)にお悩みの方へ。
「ミノキシジルだけに頼らない。“体の内側から整える”オーソモレキュラー的発毛戦略」
「最近、生え際が後退してきた」「抜け毛が増えて頭頂部が透ける」 そんな変化に気づいたときこそ、根本的な“体の状態”を見直すタイミングです。
男性型脱毛症(AGA)とは?
AGA(Androgenetic Alopecia)は、男性ホルモン(DHT)の影響によって起こる進行性の脱毛です。一般的な治療では、外用薬(ミノキシジル)や内服薬(フィナステリド)が使用されますが、体の栄養状態やストレス、血流も深く関係しています。

AGA(Androgenetic Alopecia)は、男性ホルモン(DHT)の影響によって起こる進行性の脱毛です。一般的な治療では、外用薬(ミノキシジル)や内服薬(フィナステリド)が使用されますが、体の栄養状態やストレス、血流も深く関係しています。
AGAの背景にある栄養とホルモンのアンバランス
要因 | 内容 | 関連栄養素・指標 |
---|---|---|
DHTの過剰生成 | 5αリダクターゼ活性が高い | 亜鉛、セレン、脂肪酸バランス |
血流不足 | 頭皮毛細血管の血行不良 | ビタミンE、オメガ3、鉄 |
酸化ストレス | 活性酸素が毛母細胞を攻撃 | ビタミンC・E、グルタチオン、亜鉛 |
たんぱく質不足 | ケラチン合成に必要 | 良質なたんぱく質、ビタミンB群 |
分子整合栄養医学でのアプローチとは
- 詳細血液検査により栄養状態、ホルモン値、酸化ストレス指標を評価
- DHTに偏らない体内バランスづくり
- 発毛に必要なアミノ酸・ミネラル・ビタミンの供給
- 血流促進と抗酸化サポートによる毛根環境の整備
当院での診療の流れと内容
- 初診時に血液検査+既往歴・生活習慣ヒアリング
- 栄養状態(フェリチン、亜鉛、ビタミンD、EPA/DHA比、LH・FSHなど)を評価
- 栄養療法(食事+必要サプリ)
- たんぱく質強化、鉄・亜鉛・ビタミンD補給
- DHT抑制に関わる脂肪酸バランス調整
- 必要に応じて、ミノキシジル/フィナステリド併用のご相談も可能
実際の改善事例
42歳男性|主訴:頭頂部の進行性脱毛/髪の細り
- 血液検査で亜鉛・鉄・EPA不足、脂肪酸バランス不良を確認
- 栄養サポート3ヶ月+ミノキシジル併用で抜け毛減少、半年後には髪のハリ改善を実感
よくある質問(FAQ)
Q1. ミノキシジル・フィナステリドと一緒に使えますか?
はい。体の栄養状態を整えることで、薬の効果をサポートし、副作用軽減にもつながります。
Q2. 血液検査だけで効果的な栄養療法が分かるのですか?
はい。発毛に必要な要素は血液で“見える化”できます。当院では「何が足りないか」を可視化して改善を進めます
執筆者


執筆者
総院長 / 七夕医院
医療法人梶の木会総院長 梶 尚志
分子整合栄養医学(オーソモレキュラー医学)に出会い、「人間の体は全て栄養からできている」という原理原則を学び、「薬を使わない治療、栄養療法」を実践、小児の不登校や発達障害、そして、女性の不定愁訴や不妊症、男性更年期といった、通常の治療ではなかなか解決できない悩みを解決。
取得資格
医学博士 / 日本内科学会 認定総合内科専門医 / 日本腎臓学会 認定腎臓専門医 / 日本プライマリ・ケア連合学会 認定医・指導医 / 日本抗加齢医学会 専門医 / 日本医師会 認定産業医 / 日本医師会 認定健康スポーツ医 / オーソモレキュラー・ニュートリション・ドクター(OND)