女性の便秘・下痢・便通異常
女性の便秘・下痢・便通異常でお悩みの方へ
「腸の不調」は「体と心」の不調。“整うカラダ”をつくる分子整合栄養療法【名古屋オーソモレキュラークリニック】
「毎日出ない」「出てもスッキリしない」「急に下痢になる」——そんな不快な腸トラブルを、栄養と腸内環境から根本改善します。
腸の不調はなぜ女性に多いのか?

- 慢性的な便秘でお腹が常に張っている
- ストレスや緊張で急な下痢になる
- 生理前に便秘になりやすい
- 排便後もスッキリしない
こうした症状は、ホルモンの変動や腸内環境の乱れ、ストレス、自律神経のバランスの崩れなどが複合的に関係しています。
便通異常の背景にある「栄養と腸内環境の乱れ」
要因 | 内容 | 関連栄養素・対策 |
---|---|---|
食物繊維・マグネシウム不足 | 便のかさ不足・腸蠕動低下 | 水溶性食物繊維、マグネシウム、ビタミンC |
腸内フローラの乱れ | 悪玉菌優位、乳酸菌・ビフィズス菌不足 | プロバイオティクス、プレバイオティクス |
ストレス・自律神経の乱れ | 迷走神経反応低下、緊張性下痢 | GABA、ビタミンB群、マグネシウム |
女性ホルモンの影響 | 黄体期に便秘しやすい | ビタミンB6、マグネシウム、鉄 |
分子整合栄養医学での改善アプローチ
- 血液検査で、鉄・亜鉛・マグネシウム・ビタミン・炎症マーカーなどをチェック
- 食事内容・便の状態・ストレスレベルも問診で評価
- 腸内環境を整える「食」「補う栄養素」「生活リズム」を提案
当院での診療と栄養療法プログラム
- 初診で血液検査+栄養・腸・ストレス問診
- 栄養サポート内容例
- 水溶性食物繊維(もち麦、海藻、オクラ)
- マグネシウム(にがり・サプリ)+ビタミンC・B群強化
- プロバイオティクス(乳酸菌)+プレバイオティクス(食物繊維)
- GABAやアダプトゲンでのストレス緩和支援
実際の改善事例
36歳女性|主訴:3日に1回の排便+腹部膨満感
- 食物繊維・マグネシウム・フェリチン低下を確認
- 水溶性繊維+鉄・マグネ補給で1ヶ月後には便通が1日1回に安定
42歳女性|主訴:ストレスによる下痢型過敏性腸症候群(IBS)
- ビタミンB6・マグネシウム・GABA前駆体不足を確認
- ストレスケア+腸内フローラ再建で緊張性下痢が軽減
よくある質問(FAQ)
Q1. 市販の便秘薬に頼ってばかりです。やめられますか?
はい。根本の原因を整えることで、自然な排便リズムを取り戻す方が多くいらっしゃいます。
Q2. 下痢と便秘が交互に来るのですが対応できますか?
はい。腸内フローラのバランス改善と、自律神経調整により安定を目指します。
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執筆者


執筆者
総院長 / 七夕医院
医療法人梶の木会総院長 梶 尚志
分子整合栄養医学(オーソモレキュラー医学)に出会い、「人間の体は全て栄養からできている」という原理原則を学び、「薬を使わない治療、栄養療法」を実践、小児の不登校や発達障害、そして、女性の不定愁訴や不妊症、男性更年期といった、通常の治療ではなかなか解決できない悩みを解決。
取得資格
医学博士 / 日本内科学会 認定総合内科専門医 / 日本腎臓学会 認定腎臓専門医 / 日本プライマリ・ケア連合学会 認定医・指導医 / 日本抗加齢医学会 専門医 / 日本医師会 認定産業医 / 日本医師会 認定健康スポーツ医 / オーソモレキュラー・ニュートリション・ドクター(OND)